トリドールグループにおけるサステナビリティへの取り組みについて、社外からの評価実績は以下の通りです。
丸亀製麺の手づくり、できたてによる食体験サービスが、公益財団法人日本生産性本部 サービス産業生産性協議会主催の「第 3 回日本サービス大賞」において、優秀賞を受賞しました。
<表彰内容>
サービス名:チェーンストアの常識を覆した「丸亀製麺」の手づくり・できたて食体験
<特に評価されたポイント>
① 大規模チェーン店として初めて、店内製麺でできたてのうどんを顧客に提供。セントラルキッチンを持たないことを強みに、海外においても 200 店以上の出店を実現している
② マニュアルに依存せず、どうしたら顧客が喜んでくれるかを従業員が考え、行動することを重視しており、結果として、JCSI の顧客満足度調査(飲食業種)において過去 9 年間にわたり高い評価を獲得
③ 出店する地域では、高年齢層の人員の採用を促進することで、雇用にも貢献している。60 歳以上の従業員数は 2,249 名にのぼる。(2020 年 3 月現在)
トリドールホールディングスは、任意団体work with Prideが策定する職場におけるLGBTQ※等の性的マイノリティへの取組評価指標「PRIDE指標2020」において、ブロンズ賞を受賞しました。
ダイバーシティ基本方針の策定及び社内外への発信、研修の実施、相談窓口の開設などが評価されての受賞となりました。
トリドールグループは、今後もダイバーシティ&インクルージョン推進に向け、互いを理解、尊重しながら個性を発揮できる職場環境の整備や社内外での啓発活動を継続し、さらなる企業価値の創造を目指します。
トリドールホールディングスは、2021 年5月31日付で、株式会社日本政策投資銀行(略称: DBJ )による「DBJ BCM格付」融資において、「防災及び事業継続への取り組みが優れている」という格付を取得しました。
「DBJ BCM格付」融資は、DBJが開発した独自の評価システムにより、防災及び事業継続への取り組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという「BCM格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資メニューです。
トリドールホールディングスは、自然災害など企業を取り巻く環境のリスクが多様化する中、損害を最小限にとどめ、従業員・お客様の安全を確保し、事業の 継続性を高め、持続可能な社会の形成に資するべく、防災・事業継続への取り組みを進めています。
2019年12月に発表された令和元年度省エネ大賞(主催:一般財団法人省エネルギーセンター)の省エネ事例部門において、「茹で釜の自動制御による省エネルギーの取り組み」が、最高賞にあたる「経済産業大臣賞」を受賞しました。
外食産業による「経済産業大臣賞」の受賞は初めてとなります。
トリドールホールディングスは、2020年3月に環境省が策定したガイドラインに基づき、「エコアクション21」の認証を丸亀製麺の一部店舗および本社で取得しました。
認証取得と登録にあたっては、2025年度までの食品廃棄物・排出量の半減、食品リサイクル率の向上などの目標を定め、環境経営レポートで毎年の取り組み報告をしています。
今後、認証取得店舗を増やせるよう、更なる取り組みを進めていきます。
トリドールホールディングスが他の外食事業者4社((株)セブン&アイ・フードシステムズ、(株)松屋フーズ、リンガーハットジャパン(株)、ワタミ(株) ※五十音順)と共同で推進している「食品リサイクルループ」が2020年7月に農林水産大臣、環境大臣ならびに厚生労働大臣による食品リサイクル法に基づく「再生利用事業計画」の認定を取得しました。外食事業者による取り組みとしては、初めての認定となります。
この取り組みで、外食事業者5社が愛知県名古屋市内で運営する計38店舗の調理残さ等の食品循環資源を、再生利用事業者(中部有機リサイクル(株))にて飼料化、その飼料を養鶏場(サンエッグファーム(株))で給餌し、生産された鶏卵を外食事業者が買い戻し、商品に加工してお客様に提供するという「食品リサイクルループ」を構築しました。
今後は、この食品リサイクルループへの参加店舗・参加事業者の拡大を図るとともに、新たな地域において同様の取り組みを展開することにより、食品資源の循環利用の推進を図り、持続可能な社会の実現に貢献していきます。