1.事業の経過およびその成果(自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日)
当事業年度におけるわが国経済は、海外経済の改善や政府の緊急経済対策の効果などを背景に景気の持ち直し傾向が続くと期待されるものの、今なお自律性は弱く、失業率も高い水準にあるなど、依然として厳しい状況にあります。
また、外食業界においては、個人消費に持ち直しの兆しがある一方で、緩やかなデフレ状況による販売価格の低下等により、企業収益を一層悪化させております。
このような環境の中、当社は、現在の厳しい市場環境を前向きに受け止め、かつ、この機会に大きな成長と飛躍を遂げてまいりたいと考えております。
そのため、当社は、「業態の専門性」を高く掲げ、低価格帯でありながら、「手作り感」や圧倒的な「出来立て感」のある演出によって来店動機を高め、付加価値の高い豊かな食を提供する事で、新しい需要を創出し次世代の外食業界のリーディングカンパニーを目指してまいります。
この結果、当事業年度の業績は、売上高389億29百万円(前年同期比58.8%増)、営業利益48億23百万円(前年同期比70.4%増)、経常利益47億24百万円(前年同期比74.5%増)、当期純利益22億60百万円(前年同期比67.3%増)と増収増益となりました。
2.部門別の概況
| 部門 | 第19期 (自 平成20年4月1日 至 平成21年3月31日) |
第20期 (自 平成21年4月1日 至 平成22年3月31日) |
||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 店舗数(店) | 売上高(百万円) | 構成比(%) | 店舗数(店) | 売上高(百万円) | 構成比(%) | |
| 丸亀製麺 |
202 |
17,607 |
71.8 |
329 |
32,127 |
82.5 |
| とりどーる |
26 |
3,243 |
13.2 |
24 |
3,099 |
8.0 |
| 丸醤屋 |
24 |
1,655 |
6.8 |
24 |
1,697 |
4.4 |
| 長田本庄軒 |
15 |
785 |
3.2 |
15 |
978 |
2.5 |
| その他【注】 |
18 |
1,227 |
5.0 |
11 |
1,025 |
2.6 |
| 合 計 |
285 |
24,519 |
100.0 |
403 |
38,929 |
100.0 |
【注】
その他には「粉もん屋」、「麺屋通り」、「グリル三番館」、「スージーおばさんのトマトパスタ」、「かつ丼とん助」、「天ぷら定食まきの」が含まれております。
丸亀製麺部門(セルフうどん業態)では、経営資源を集中することによって、ロードサイドへの出店を加速し113店舗を出店し、ショッピングセンター内の出店14店舗を加え、当事業年度末では127店舗を出店して、同部門の営業店舗数は329店舗となりました。
なお、平成21年11月9日出店のあきる野店のオープンをもって、セルフうどん業界初となる300店舗を達成いたしました。
この結果、当部門の売上高は、321億27百万円(前年同期比82.5%増)となりました。
とりどーる部門(焼き鳥ファミリーダイニング業態)では、新たな出店はなく、2店舗を閉鎖し、当事業年度末においては24店舗となりました。
なお、閉鎖した飾西店は、平成22年5月に丸亀製麺へ業態変更の予定です。
この結果、当部門の売上高は、30億99百万円(前年同期比4.4%減)となりました。
丸醤屋部門(ラーメン業態)では、新たな出店はなく、当事業年度末においては24店舗のままとなっております。
この結果、当部門の売上高は、16億97百万円(前年同期比2.5%増)となりました。
長田本庄軒部門(焼そば業態)では、新たにショッピングセンター内に1店舗出店した一方、1店舗を閉鎖したため、当事業年度末においては、15店舗のままとなりました。
この結果、当部門の売上高は、9億78百万円(前年同期比24.6%増)となりました。
その他部門は、新たな出店はなく、不採算であった7店舗を閉鎖し、当事業年度末においては、11店舗となりました。
この結果、当部門の売上高は、10億25百万円(前年同期比16.4%減)となりました。
3.次期の見通し
今後の見通しにつきましては、引き続き事業領域の選択と集中を行い、投資資金をより収益性の高い事業である丸亀製麺部門を中心に展開する予定であります。
第21期(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)の出店数は、当事業年度の128店舗のペースを維持すべく、120店舗の新規出店を計画しております
出店形態に関しましては、ロードサイドへの出店を中心に、都心部への展開を積極的に行うため、ビルイン店舗を増加させる予定であります。
また、新規出店の増加に伴う変動費の増加や、店舗設備の入替に伴う営繕費用等を積極的に織込んだことから販売費及び一般管理費の増加を予定しております。
更に、資産除去債務の計上に伴う初年度損失見込額も特別損失に見込んでおります。
以上の状況から、通期の業績見通しにつきましては、売上高501億円、営業利益53億60百万円、経常利益51億60百万円、当期純利益22億80百万円を見込んでおります。
当社は、出店に際して、店舗の採算性を重視しておりますため、計画した店舗数に見合った出店地を十分に確保できない場合や、食材に係わる安全面の問題や市況変動等が生じた場合には、当社の業績見通しに影響を与える可能性があります。
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